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復帰四〇年の沖縄差別――第三の琉球処分とは、日本帝国主義といってよいのではないか 大城立裕
「復帰・40年」、日本国民に問う――四〇年前の記憶を呼び戻すことから始めなければならない 新崎盛暉
沖縄と日本との溝は今が一番深く広い――日本の国会や政府はあてにできない 目取真俊
グラフト国家の内破へ――露出する「国境」と〈内的境界〉の潜勢力 仲里効
「沖縄写真」への意志を新たに――あえて写真を沖縄の現場に戻す 比嘉豊光
反復する理念への投企――かつて沖縄は「近代」の支配の構造の下でも、日本という理念の方を選んでくれた 與那覇潤
日本国家のあり方を問うことから出発しなければならない――念願の東アジア共同体の形成に全力を傾注すること 西山太吉
沖縄戦下で反戦平和と敗戦主義を実践した移民労働者や軍人たち――「戦陣訓」の呪縛を超えた、彼らの思想と行動の背景を探る 三輪智博
社会主義論に、通説を超える一石を――ヨーロッパ諸国が深い経済的危機に逢着している現在、そのヨーロッパ諸国を目指すべき目標としていてよいのかという鋭い批判 村岡到
炭鉱は文化を生み出したが、原発は文化を生み出さなかった――実に鋭く激しい書名である 名取弘文
教材研究の枠を越え、文学研究へ――今を生きる私たちの倫理的な課題を文学作品から引き出すスタンス 押野武志
詩の言葉で現実と内在的に関わること――詩的言語の問題に格闘してきた詩人たちの痕跡を現代に活かす 佐相憲一
日本の近代演劇史のミッシング・リンクがまた一つ繋がった――まったく内容を異にしているように見えるが、じつはそうではない二冊 村井健
例外的に大物の革命家・陳独秀――中国トロツキー派の誕生から弾圧・消滅までの歴史を、中国共産党史家の立場からたどる 佐々木力
真の「慰霊」とは――6・23慰霊の日にどのように向き合い、行動するかは大きな思想的課題 高良勉
ディシプリンを横断していく感性――「スノッブな文脈主義」は、そろそろ卒業しよう 影山裕樹
ヘブライ文学の華――文字そのものが人間の五感に対応する風景を描き出している 富田裕
飲酒文化のグローバル化の様相をあぶりだしている――読み応えのある読書という豊かな「饗宴」に誘われる 飯田操
沖縄現代史の軌跡を射程に、「復帰」から「反復帰」、「脱復帰」へ――2人の写真家の作品と20人以上の論考とで、「復帰」40年を検証する 米田綱路
マニアの共感に訴える徹底ぶり――ミステリの多様化の賜物にほかならぬ一冊 福井健太








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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