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「人間性」を軸に、偉大な神学者ハンス・キュングの思想を分析――各時期における主な著作を論じ、変化の過程をたどる 竹下 ルッジェリ・アンナ
「疫病」に日本文学がどう対処してきたのかを探る、現在喫緊の処方箋――七本の論文に五本のコラムで構成された、コロナ禍の中でのタイムリーな企画 中山弘明
愛に満ちた書物――真に見事な自伝にも、珠玉の名言集にもなっている 高貝弘也
「オッカムのかみそり」と呼び慣わされてきた節約性原理の認識論的な根拠を考察――科学哲学の代表的論者である著者が、統計学・生物学の哲学の観点から解明する 大塚淳
日常生活を他者に晒すことの倫理性、実践性――抗いの方法を模索する思考過程をそのまま示す 友常勉
スケール雄大な変革思想の現代的試み――「物質代謝様式」「労農アソシエーション」「個人的・社会的所有」「農工デジタル社会」という四つの新造語を提案する 島崎隆
「知識の不定性」が生じるメカニズムを精細に分析――研究や学問の意義や社会的責任を再構築する骨太の試み 種村剛
犯罪・非行を通して浮かび上がる葛藤――歩み続けること・生き続けること 竹中祐二
海の向こうの女たちの戦いぶり――韓国フェミニズムは社会風潮に対して敢然と声をあげつづけている 倉数茂
なぜトンプソンの名前は埋もれてしまったのか――トンプソンを本格的に日本に紹介した著者の労に敬意を表する 西川秀和
落語家・笑福亭鶴瓶の弟子の半生記を率直に語りきる――笑福亭銀瓶という名前で見事に半生記を綴って本書を著したのだから、笑福亭銀瓶は「本名」だといっていいのではないか 山井悟
言葉の海から読書の海へ――身体性を伴う読書から生まれる世界への信頼としての日記 鼎談 三浦衛×中条省平×末松裕基
本は人生の指針をつくってくれる――家庭のなかでも、社会のなかでも、「読書の連携」をつなげていってほしい 対談 小池一夫 × 高井昌史
人生のほろ苦さと峻烈な追憶――微小な恩寵のような「わからなさ」の果実に、人生というものは多くを支えられているのではないか 田中庸介
友愛社会主義の立場から、マルクスとソ連体制をどう見るか――マルクスを評価しながらも、その神格化に疑問を感じている人、また社会主義に期待しながらも、その方向性が見出せない多くの人々に読んでもらいたい書 碓井敏正
昔話の語りを重視し、研究の新たな課題を提示――「発生」とは、より多くの要因や関係の中で、昔話が生起する過程の謂と理解できよう 齊藤純
気楽に読みながらも深く考える体験を味わう――美術史家にはなかなか出来ない推理的論考に引き込まれる 宮田徹也
重要なのは結論ではなく、プロセスである――メタ批評の議論を公開の場で実践 紅野謙介
沖縄戦後をも見通しつつ沖縄近代史を展望し、そして日本近代史を照射――関係史料調査を先導してきた著者の永年にわたる研究成果が一書に集約 藤澤健一
BLOOD, SWEAT & TEARS――生存のサイクルが基底をなす「日本画なるもの」の物質性 平井倫行








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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