書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



日本による日本の捨石化という段階――私たちが急がねばならないのは、日本の再生でも復興でもない 新城郁夫
どこまで「沖縄」を弄ぶのか――「ヤマトゥンチュ」への反感と反復帰論への関心が高まっている 川満信一
沖縄から見た国策と民衆――構造的差別による第4の琉球処分がなされようとしている 知花昌一
日露関係史の広がりと、日本列島各地のロシアン・ワールドを知る手引き――二四のテーマをめぐる論考に加え、折り込み地図も付いた必携の一冊 桜井裕三
河口慧海の足跡を追った五〇年に亘る現地調査の集成――チベットやネパールの研究者にとっては欠かすことのできない書 金子民雄
「奇妙な文人集団」の交遊を追う――今まで見過ごされてきた文学史の空白部分に鍬を入れることを企てた、貴重な試み 岩佐壯四郎
「古い」ショパン像を覆す新発見とたまらなく刺激的な論考――亡命者ショパンは、どのように祖国ポーランドにつながっていたのか 崔善愛
世界の美にふれる――一見、無関係な書き手と書き手のつながりを、「無から愛によって」創造してゆく 今村純子
果たして、犯罪の脅威は貧困層によって引き起こされているのか――現代日本の社会制度のあり方を考える上でも非常に有益な一冊 津島昌寛
アジアの女たちの痛みと再生の記憶――3・11後の日本の再生、今後のフェミニズムにも示唆を与える、メッセージ満載の女性文学コレクション 長谷川啓
女性としての母の生を視つめる――生きることと歌をつくることとが独立したふたつの道ではなかった明治・大正期の女の生きざまを描ききる 田中綾
今、時代は編集者に追いついた――自身を「編集職人」と称した松居直の覚悟 ひのかずなり
スペイン社会から「離れた」存在であった独裁者とその政権期の外交――第二次大戦中、スペインと日本が「近づいた」という意外な事実 安田圭史
ファノンは常に自分の境界を破りつづけた――ファノンの暴力論には、「そもそも人間とは何か」という視線がある:対談 F・ファノン没後50年 海老坂武×中村隆之
脳神経科学の手法を用いて、具体的な政治の場における人間行動を理解する――日本の政治学者による初めてのニューロポリティクス研究書 肥前洋一
縄文の豊かな造形と5000年を超える時間に応える手のつくる表情を映し綴る──手から生まれた土器や土偶の時間に抱かれ包まれていることを想い起こさせる 岡部昌生
風景と心象が織りなす物語――〝いま”と〝過去”は確かに繋がっていて、わたしたちの存在性を照らし出している 植田隆
どんなバイオ・サスペンスとも異なった新境地――新種のパンデミック(流行病)による脅威が迫力満点 小谷真理
世界そのものを忠実に写し取りたい:インタビュー「照度 あめつち 影を見る」展 川内倫子(聞き手・日高優)
七〇年代闘争の終戦・敗戦処理に追われた八〇年代――沖縄と三里塚、闘いの中から人びとの暮らしが垣間見られる 小田原紀雄








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約