書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



尖鋭な社会哲学者としてのフィヒテをいまに甦らせる――近代の理念の批判的継承者としての姿を浮き彫りにした労作 香芝典弘
ルネサンス以降の皮膚イメージを読み解く――D・アンジュー『皮膚‐自我』に続く文化研究 村井翔
世界の至るところで進行する「移り変わりの不思議」――米、英、仏、韓、露の「変化」を論じた、きわめて今日的な著作 宇波彰
「国民基金」に抗う女たちのことばは、ここに記憶される――本書資料編に見出されるのは「正義」の回復への希求である 井桁碧
「本を読む、書く、出版する」よもやま対談【前編】 平尾隆弘氏×三浦衛氏×中条省平氏
妻の異様な感応によって、男の関係性に対する陥穽を露出させている――「愛」とはせずに「アイ」と表記するところに、主題に込めた思いが伝わる 植田隆
安倍内閣の奥底を追及し戦後日本の暗部を見事に剔抉――安倍改憲構想の根底に民主主義への恐怖と軽蔑がある 井竿富雄
人間の「消去」に立ち向かう――虐殺を逃れた少年は、文学の可能性を信じ、人々の美しい沈黙を愛する映画作家になった 清原悠
あらゆる窃盗は革命的である。――自分の生は自分の手でつかみとる 栗原康
「台湾文学とは何か」という問いかけを思い出させる文学史であり研究史――ナショナリズムの措定に苦しみ続けてきた台湾の現代を知るためにも必要な一冊 和泉司
鈴木いづみの世界?――マシンガンのように彼女のSFがノンストップで読める、読みでがたっぷりある一冊 山崎春美
最新の技術に追い立てられることなく、逆に技術とは何かを冷静に見詰める――掲載されている写真の中には、思慮深さと思想が込められている 宮田徹也
あけすけで動物的でも、非常にまっとうな友情――永遠に平行して歩みつづけるともだちを選択する男女 神田法子
『氷点』の魅力、謎に迫る――三浦綾子文学が〈キリスト〉を伝える類まれなキリスト教文学であることを究めていく 上出惠子
沖縄戦で散った日本軍の軍医将校の前線日誌と妹宛の私信――敗戦を眼前にした日本陸軍の指導者の醜悪なる実態 川成洋
「嵐」を学問する――久々に現れた本格的な男性アイドル論 柿谷浩一
ローカル、コミュニティを基礎におきガバナンスを議論――「コー・ガバナンス」の視点を援用し、民主主義と市民の在り方を考える 新川達郎
人文学の「問題作」――「印刷の時代」の彼方を望む古典研究 助川幸逸郎
「デリダと文学」の出会いを描出――日本語によるオリジナル論集 守中高明
2・26事件、砂川闘争の貴重な証言――法曹界のベテランによる昭和史の回想 山田宏明








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約