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災禍という現代の大きな問題を神話学の視点から鮮やかに読み解く――新しい神話学の旗手が満を持して著わした書 松村一男
絵画の主題とはなにか、問う画家の旅――持ち運びやすく読みやすい翻訳書 阿部真弓
ドイツで幼児教育のあり方をめぐって重ねられた議論を検討――「子どもに見えていること」を起点とする子ども志向の教育を提案する 後藤みな
止まらずに、いつも走り続けてきた――関わっていく運動も優劣なく同等に熱意を向けていく。癌になっても、そのスタンスは変わらない 室沢毅
新たな道を切り拓く本――これは日本の少女たちの声でもある 田中優子
「憎悪」という、きわめて主観的で浮動的な感情を、科学的かつ包括的に分析――我々は今後もヘイトクライムとヘイトスピーチに付き合っていかなければならない 松浦直己
一枚の画が描ければ次も必ず描ける――描き続けていれば、きっといつかは幸運が訪れ、再び自由の身になれる 中井陽子
〈夢幻〉の世界を求める、いびつな願い――生と死の間に横たわっている不明確で不分明な時空間を舞台とし、その上で死者と生者が出会う 村上陽子
堂々たる諧謔――イタリアのノーベル賞喜劇作家、待望の作品集 池田知徳
嫌悪感、怒り、羞恥心、復讐心、報復感情などの感情が、どのように法を支え、どのように法によって表出されているかを分析――法の設定と執行とは、自分の感情と向き合い、それを洗練させる感情教育の機会となりうる 河野哲也
立ち往生する批判理論に、古くて新しい地平を切り開く――フェミニストを中心とするアメリカのフランクフルト学派受容を踏まえながら、アドルノに立ち返る 飯島祐介
人間の尊厳は冷凍できるか――男女の関係だけでなく、死とテクノロジー、宗教、倫理といったテーマを掘り下げた哲学的な文学作品 内尾太一
著者の思いを率直に込めている〈歌の場所〉――短い文章を章立てのような構成で収め、それぞれの最後に短歌作品を配列していく 久保隆
古い絵にまつわる物語の謎解きと救済――過去の悲劇的運命の救済と現在の融和、そして新たなる創造への予感を描いたロマン派小説 須藤秀平
新聞と投票行動の関連を実証的に解明――日本の政治コミュニケーションを支えてきた基本インフラとしての新聞の重要性を改めて教えてくれる書 笠原一哉
大量の白票が引き起こした騒動――描かれたのはディストピアか、それとも私たちの現実世界か 眞鍋惠子
「戦後」は失われたのか 対談 白井聡×高瀬毅
「日本」には回帰しない者の系譜――萩原朔太郎ら五人の論者を扱った論文集 菅原潤
「脱構成」をめぐって 座談会 高祖岩三郎×髙山花子×五井健太郎(聞き手:『HAPAX』)
グレーバーの大きな問題提起を受ける形で日本の文化人類学者が中心になって応答を試みる――この書籍を媒介にして派生的に導出される論点は尽きない。我々の思惟をも刺激してくれる思考の連鎖の記録 土佐弘之








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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