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歴史人類学者による絵画紀行――イメージ=可視性に対する稠密な思考 高島直之
フォークナー小説の深淵を照射しうるか――文学研究に携わる者が立ち向かうべき問題 藤平育子
スペインの苦難の歴史に対する批判的見直し――ゴイティソロの反骨精神が表出している 佐竹謙一
沖縄戦下、住民にとって「慰安所」とはどのようなものであったか――「慰安婦」被害者ではなく住民の経験から思考する 木下直子
危機の時代の言葉の実践にむけて――著者の思考の驚くべき強度と深みを再現 近藤康裕
クンデラの誠実なヒューマニズムを読み取る――クンデラと親交の深い著者ならではのエピソードが随所に織り込まれている 田中柊子
カリブ海の作家の思考を日本語読者につなぐ――グリッサンの世界観全体を深いところで掴もうと試みる 大辻都
山歩きから生まれた賢治文学のアンソロジー――賢治と同時代の登山家たちの比較:賢治研究に新たな展望示す 渡辺福實
料理の実践をとおして、生物学の知識の身体化を目指す大阪大学講義録――五月病に感染しつつある新入学生を目覚めさす科学エンターテインメント本 大野秀樹
人びとの“明るさ”を求める感性――“黄色い光”の生活から“白い光”のある生活へ 黒川類
西洋近代の演奏会におけるプログラミングをたどる――音楽的価値観の根本的な変化を明らかに 土田英三郎
犬たちは「死」をどう見ていたか――犬たちによって相対化された、人間の愛すべき面と愚かな面が、ありありと抽出されている 八木寧子
「思想家であり哲学者」という「像」――鮎川義介の評伝的様相を中核に据えながらも、背景にある歴史的情況を仔細に論及 植田隆
連句は楽し――不自由の中の自由を堪能する 大高翔
トレヴァー・ツアーズへようこそ――小説とは人生であり、人生とは旅である 森慎一郎
賃金論のパラダイム転換――人的資本論にとってかわる社会学的賃金理論を提示 太郎丸博
誇張や憶測を排した堅実な叙述――スウィフトの人生と文学に関するもっとも優れた入門書のひとつ 武田将明
建築と小説の関係を追究――かつて読んだ小説に新しい見方がもたらされるだけでなく、街の相貌も違って見えるようになるだろう 伊藤氏貴
権利ではなく責務を起点に――カントの構想に立ち戻ることで理にかなった普遍主義に基づくコスモポリタンな正義論を探求する 石川涼子
思想家としての岡村昭彦に迫る稀有な試み――彼のホスピス論が丹念に読み解かれる 竹之内裕文








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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