書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



芸術とは気晴らしではなく人生の変容である――オペラの本質に関わる考察も見られる 上川修史
忍耐強く世界を生き延びる技法としての哲学――忍耐強く本書を読み解けば、ブルーメンベルクの思想の骨格が透視できる 後藤嘉也
「来るべき共存在」のモデルを提出する刺激的な論考――フーコーの二分法に寄りかからず法の生産性を語る 廣瀬浩司
「空爆」や「占領」や「難民」を再び日本の日常的なものにしてはならない――銃や軍と距離を置き中立主義を守ることが、人道的支援の活動家たちを守る 大橋正明
舞踏には定型などない――舞踏のスピリットを撮った決定的瞬間を収録 古沢俊美
どん底の希望――言語に絶する逆説の福音をひたすら捉え続けようとしたカール・バルト 福嶋揚氏インタビュー
読者が読後になにをするか、語り手が見ている――自我を殺すことで再生する人格形成小説 千野帽子
自己解体の物語――3・11後、近代を降りて、「サラム ひと」としてやり直したい 崔真碩氏インタビュー
歴史家誕生の瞬間をとらえた貴重なドキュメント――歴史学というジャンルを創造した巨人ミシュレの二十代の著作 真野倫平
東南アジア地域研究の泰斗による「人を食った歴史学」――喰人に興味のある読者には是非とも一読をすすめたい好著 池田光穂
民具研究から民具学へ――民具研究/学は、今日の捕鯨、地球環境問題にまで寄与でき、世界民具学としても展開できるのではないか 佐野賢治
難解で聞こえるツェランの詩の解釈の手引き――長年の労苦の稔り 北彰
活字製作こそがタイポグラフィック・デザインを生んだ――タイポグラフィという実に繊細な仕事を、16世紀の鉄を削り出すミクロな作業にまで遡って説明しているのは驚き 柏木博
民族浄化のヨーロッパ史――憎しみの連鎖の20世紀  
二〇〇〇年以上にも及ぶ宗教の歴史を概観――著名な専門家たちが最新の研究成果を盛り込んで解説 山中弘
戦後日本の統治体制の二重構造――米軍はずっと「治外法権」だったのだ 山田宏明
「昭和の妖怪」は満州で何をしていたのか――昭和史の闇を取り仕切った怪物の政治人生 山辺裕之
進化論は「自然の説明」と「歴史の理解」の真ん中に位置する――進化論は生命の樹と自然淘汰の二つの柱からなる 大野秀樹
いまだ動態的な山口昌男の仕事――多くの視点を通し、山口昌男という〈像〉が鮮やかに描かれる 皆川勤
多様で革命的なケインズ――経済学の復権のために 小峯敦








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約