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このうえなく刺激的な論集――集団的な思考と実践に多くの宿題をあたえてくれる豊かな著作の日本語版刊行を歓び感謝したい 東琢磨
20年に亘る研究調査の成果――人間の本質を探る制作と教育を行った成田克彦 宮田徹也
「感性」と「文化」を連結させて、どのような像が紡ぎだせるのか――「一九六八年」前後の文化の変化について描き出す 皆川勤
『ドゥイノの悲歌』をめぐる思索の全貌――詩人・リルケの意を汲みつくした言葉遣いは、まさに驚異 黒子康弘
五感の序列化に抵抗――「面白い話」の結合によって「新しい経験」を促す 小黒康正
人間中心主義への徹底的批判――三冊で一九〇〇ページを超える大著 小林広一
有名どころの哲学者から、一見すると摩訶不思議な思潮までを視野に収めた一大絵巻――一九世紀フランス哲学の同時代人による克明かつ貴重な現場報告 津崎良典
ドキュメンタリー的な物語――悲しみを乗り越えようとする強い意志を感じる 黒川類
デカルトにどこまでも依拠しつつ情報社会を把握する――「人文学」的な観点からするサイバースペース論 大黒岳彦
八〇〇〇m峰登頂を夢から現実にしてくれるガイドブック――登山ダイエットはメタボリックシンドローム改善の最強のツールだ 大野秀樹
文学の「強度」を示す――自然主義文学研究を出発点として、そこから広がる課題は多くあるだろう 押野武志
深化する、まなざしの美術史学――権力の中心に一貫して「天皇」を据えて「通史」を編むことで何が見えてくるのか 山本聡美
「日活ロマンポルノ」時代を俯瞰する貴重な映画誌――日本映画史のなかでも多くの傑作・名作を生みだしたことは断言していい 皆川勤
タンメンを食べることもラーメンを食べることも可能だ――自由の本質に迫ろうとする斬新な着眼点 吉原雅子
分断の世に送られた処方箋――支配的な言説の限界を顕わにし、人々に意識の変容を迫る 岡島慶
真の読書の愉しみ、文学の豊穣性へ読者を誘う――作品世界への丁寧な道案内 山本光久
我々は人間なのか微生物なのか――脳を操る寄生生物によるストレスを減らすことは、世界に平和と繁栄をもたらすだろう 大野秀樹
モダニズムの両義性に光をあてる――『上海』と『旅愁』をワンセットとして読む 中山弘明
聴こえない両親と聴こえる子の家族の愛――イギル・ボラ監督『きらめく拍手の音』 名取弘文
白黒を曖昧にするような「政治」をやってはいけない――時には辛口に、底流には親愛の情感を湛えた、心地のいい文章 室沢毅








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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