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三尊のごとき「構図」によって表現される、他界へと向かう写生感覚──「病牀所見」の図版から句的「構図」を見出し、絵と連作俳句のバランスを分析 浅沼 璞
「爆流」と「変転」の映画に隠れた怒り──北野武監督『アウトレイジ ビヨンド』 阿部嘉昭
たった一人の、孤独な喪の作業──「哲学」と「身体」の拮抗する、宗教的なニュアンスを持った異界が現れる 藤田直哉
略奪のライセンス、海賊というアイコン──一次資料を駆使し、女王が侵した海賊行為の実態を明らかにする圧巻の歴史書 細谷雪子
出会いの妙──画譜の発見と画譜からの発見:『編集復刻 小野佐世男 ジヤワ從軍画譜』(龍溪書舎)刊行によせて 加藤 剛
日本の貴重な文学遺産『おもろさうし』──通説とは異なる解釈も含んだ、くわしい解説書 岡谷公二
『小野佐世男ジヤワ從軍画譜』の奇跡──制約のある状況で描かれた絵に、自由人の感覚が満ちている:『編集復刻 小野佐世男 ジヤワ從軍画譜』(龍溪書舎)刊行によせて 小野耕世
ジャワの自然、風物、人々の暮らしぶりを見事に捉える──『小野佐世男ジヤワ從軍画譜』の復刻版刊行に際して:『編集復刻 小野佐世男 ジヤワ從軍画譜』(龍溪書舎)刊行によせて 木村一信
決して寝ない、寝られない詩人──夜ごと、眠らずに歌おうとした「小鳥」の囀りが、フランスから始まる象徴詩を図らずも切り開いたようだ 新井高子
大国としての外交と内政を推進した歴代首相の政治とは──1970年代から冷戦終結までの日本政治史を重厚に記述 加茂隆康
垂直離発着機オスプレイの配備を止めるための必読本──沖縄本島・東村高江のヘリパッド建設を許してはならない 川上 登
『積木くずし』刊行後の更なる“積木くずし”状態の果てに──夫婦の間における愛をめぐる迷路のような暗渠 村木 哲
最新の認知症研究の平明な紹介──発症してもまだ希望があることを具体例で示す 山辺裕之
ヤンキー論の決定版──ヤンキーを普遍的なものと捉えるか、今起きているものと捉えるか 速水健朗
もっとも近い隣国でおこっている問題を解く最良の事典──朝鮮韓国も近現代史をひもとけば、日本人自身の問題を考えさせられる 河田 宏
前代未聞の災いを、共通の磁場にして、何とか前へ進もうとする若者たちの声──希望を持つためには周りの人の温かさや助けが必要 大津孝次郎
白人自治植民地の側から「戦争の記憶」に焦点を当て、「帝国意識」の構築と変容を論じる──記憶を語るアイデンティティの主体は何か。誰が、なぜ独自の帰属意識を創出しようとしたか 高田 実
故郷を失ってから分かること──故郷喪失という内容にとどまらず、主人公の心理的な揺れをえがく巧みな仕かけと筆致 諏訪友亮
「ポルノの名手」にして「活動屋」、小沼勝──誰より性的な豊饒さを求道し、映画史的に見ても類稀なる監督 鈴木義昭
霧笛の行方──大野一雄は生命の歓喜と悲惨の両極端を、死と再生を希求して舞台化した 古沢俊美








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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