書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



原発帝国形成の中核に映像=イメージがある――幻想の未来社会の讃歌をバラ撒き続けてきたのも、間違いなく映像に携わる者であった 小野沢稔彦
過去を知ることは、現在と未来を作り出すこと――研究の埒外におかれていた19世紀アメリカ演劇 井上理恵
多民族化する国家に住むことのきしみ、つらさと希望――在日外国人の〝今〟とそこにある課題 山田宏明
異色の経歴をもつ神経科学者による歌の研究――「音楽学」における科学主義の伝統の所産だといえるかもしれない 井上貴子
ページをめくるよろこび――いくつも思いがけない発見がありそうな、奥行きと広がりのある本格派 齊藤貴子
この先の時間を生き続けるための想像力――越境の物語的意義を、しなやかに描き抜いた佳品「アマリリスの家」(朝比奈あすか、『すばる』) 内藤千珠子
映画を見る欲望を刺戟する書物――若き日の夢声はマス・カルチャーのヌーヴェルヴァーグではなかったか 田中眞澄
祈りのことばのうつくしさ――テキストではなく、声としての祝詞の重要性 荻原千鶴
イスラームが異端視される中でムハンマドの膂力が輝く――一つの共同体であったユダヤ教徒と、なぜ対立関係になったのか 久保隆
研究者の立場を優先させた日中歴史共同研究の成果――日本社会に偏狭なナショナリズムからの速やかな卒業を促す 杉山文彦
文学的感傷のメカニズムを国家と女性の共謀から探る――和歌における読みの多層性を示した一葉論が秀逸 田中綾
楽しく、わくわくする描写――基層に追放された土着の神々の記憶と圧迫され続けた民の聲 井出彰
世界のなかの自分、自分のなかの世界――新しく人と出会うたび、目の前で目新しい出来事が起こるたびに、世界は更新される 松田青子
漁民の体験に裏打ちされたダム反対の闘いの記録――住民の自治と自立の思想、財産権をめぐる考え方や知恵を盛り込む 米田綱路
ワン・アンド・オンリーの仕事――ネットのない時代の力技に感銘を受けてもらいたい 特集:辞書・事典 『こと典百科叢書』(大空社)をめぐって 井上章一
日本の国内報道と海外の報道の決定的な落差――一晩寝れば「これは夢だった」で終わりになるのをひそかに待望しているのではないかとさえ思えてしまう 緊急寄稿 福島原発事故 高橋順一
〈外の味方〉が何なのか――中国のイデオロギー状況が現在どう動いているか、世界状況とどのような関係性を持っているか 丸川哲史×鵜飼哲
現代社会の批判的な分析の基軸としてのグローバリゼーション――球体を生きるわれわれへの倫理的な挑戦でもある 中島道男
「中国的文脈」を理解することの困難と可能性――我々の中国理解をかえることは可能か? 阿部幹雄
優れた〈科学政策の考古学〉――神学的起源をもつオイコノミアという概念の沿革史に一定の寄与 金森修








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約