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食を通して、ヨーロッパの個性を浮き彫りに――数多くの写真や地図、統計が多く掲載されており理解の助けともなる 山辺規子
広岡浅子の一種の遺言のような歌集――「明るく前向きな女性」という性格はイメージ通りだ 原口泉
井上靖研究をするものにとってはありがたい、貴重な本――文壇デビュー作「猟銃」の誕生を読み解く上で、貴重な手がかりを提供 宮﨑潤一
規範と革新のコーディネート――ブリティッシュ・ファッションの実践力 田中里尚
あらゆる語りの層を設け、新たな代表象としての「物語」をつくりあげる――理路整然と集約される中心にたいする違和の発現が隠れている 奥間埜乃
植民地化以前の政治経済構造を踏まえ植民地化前後の継続性を明らかに――イギリスのインド統治とは何であったかを考察するうえでの必読文献 上田知亮
日本思想史からいかなる日本文明像を描き出し、人類文明論を構想するか――梅原猛を追悼するとともに、水野雄司『村岡典嗣』刊行の意義を論ず 川久保剛
〈悲〉の接触・変性と〈空〉=ケノーシスの可能性と――大乗仏教とユダヤ=キリスト教神学を架橋できるか 稲賀繁美
死と生の逆転――私たちはなぜ感動するのか 志賀信夫
諏訪信仰を諏訪以外との連関で論じ――諏訪地域だけでなく域外にも目を向け、諏訪信仰に係る多様な事象を研究対象に 石川俊介
対話を「聴くように読んだ」漱石の作品論――今まで恣意的な解釈や予断が加えられがちであった漱石論に対し、客観的な資料を供する基礎研究としても貴重 古山和男
加納実紀代著『「銃後史」をあるく』『新装版 女たちの〈銃後〉 増補新版』を読む 米田綱路
歴史や文学、政治の舞台となった地方都市から、名も知れぬ寒村まで――イギリスの田園地方の魅力は、そこに暮らす人びとの営み自体にある 川成洋
近世書肆の古本業務を語る――通時的な日本の書物史・本屋史への試み 大高洋司
二一世紀は微生物学の世紀だ――微生物は地球上の生物のほとんどと共生関係にある、仲間だ 大野秀樹
テプフェール作品の意義と魅力――視野狭窄に陥らずに世界的視野からマンガというメディアを捉え直す 古永真一
沖縄の朝鮮人を歴史的主体に――いかに可視化/不可視化され、「語られ」、「語った」のか 松田ヒロ子
「言葉で支える思想面」でのドイツ受容の役割をとらえる――日本独自の近代美術の歴史に切り込む論考 安松みゆき
エイサーはどこからきて、どこへ行くのか――現地での聞き書きと参与観察を基にした、この「謎解き」を展開 森田真也
十四世紀ロシアの地に聖なる詩片を投げ込む――まるでロシア人によるロシアの古典物語のようだ 井出彰








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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