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評者◆好井裕明・倉石一郎
あなたも、私も、差別をする――社会を考える基本としての差別論、排除論:対談・好井裕明×倉石一郎『排除と差別の社会学』、『包摂と排除の教育学』をめぐって
排除と差別の社会学
好井裕明編
包摂と排除の教育学 ──戦後日本社会とマイノリティへの視座
倉石一郎
No.2967 ・ 2010年05月29日




近年「貧困」、「格差」というキーワードをテーマにした議論は活発になされ、マスメディアでも盛んに取り上げられている。その一方で、「差別」ということが語られることはますます少なくなっているのではないだろうか。「包摂」という概念は当たり前のように「排除」と対にして考えられているが、果たしてそれでよいのだろうか。
 そのような現状にあって、依然としてわれわれが抱えている差別や排除といった問題をどう考えていくべきか。『排除と差別の社会学』(有斐閣)の編著者である好井裕明氏と、同書の著者の一人であり、『包摂と排除の教育学』(生活書院)を上梓した倉石一郎氏に対談していただいた。(対談日・3月2日、東京・神田神保町にて〔鎗田淳・本紙編集〕)

▼好井裕明(よしい・ひろあき)氏=1956年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。著書に『批判的エスノメソドロジーの語り』(新曜社、1999年)、『「あたりまえ」を疑う社会学』(光文社、2006年)、『ゴジラ・モスラ・原水爆』(せりか書房、2007年)など。
▼倉石一郎(くらいし・いちろう)氏=1970年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。著書に『差別と日常の経験社会学』(生活書院、2007年)、『むかし学校は豊かだった』(阿吽社...







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