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評者◆青木忠(聞き手・小嵐九八郎)
4・28破防法裁判は戦後史に刻まれている――青木忠氏(元破防法被告)に聞く 60年代・70年代を検証する
No.2966 ・ 2010年05月22日




破壊活動防止法は、希代の悪法とされた戦前の治安維持法を引き継いだ「現代の治安維持法」といわれる。破防法は、オウム真理教への適用で大きな社会問題となったが、それに遡る六〇年代・七〇年代にも当時の安保・沖縄闘争に対して二度にわたって発動されている。当時の歴史を検証する時、破防法をめぐる諸問題の解明、それに立ち向かった学生運動・労働運動の側の証言は欠かせない。当時の運動は、破防法適用をものともしないで繰り返し取り組まれていった。その中で最初の破防法適用となった六九年四・二八沖縄闘争をたたかい、その後、破防法被告として二一年間活動してきた青木忠氏に、同世代の作家・小嵐九八郎氏がインタビューした。(編集部)

▼青木忠(あおき・ただし)氏=1944年、広島県因島生まれ、松本忠。子どもの頃に母が逝去。高校3年生の時、継母の青木家に入籍、青木姓に。63年、広島大学教育学部入学。翌年、学生運動を始める。66年12月、全学連再建で中執・情宣部長に就任。67年1月、上京、全学連情宣部長として本格的に活動。67年10月8日、佐藤首相ベトナム訪問阻止闘争において羽田弁天橋で最高指揮者として闘う。逮捕・起訴。その後も王子闘争、三里塚闘争の先頭に立つ。全学連(中核派)書記長。69年4・28沖縄闘争をデモ...







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