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評者◆川上未映子
誰にも侵されない、何にも奪われない体験が持つ力――川上未映子氏インタビュー『すべて真夜中の恋人たち』
すべて真夜中の恋人たち
川上未映子
No.3040 ・ 2011年12月03日
新作を出すたびに話題をさらっている川上未映子氏が、キャリア初となる恋愛小説『すべて真夜中の恋人たち』(講談社)を上梓した。恋愛をテーマにしながらもそれに留まらず、人と人との関わりを丁寧に描き出した本作について、川上氏に話をうかがった。(東京・四ッ谷にて〔編集部〕)
▼川上未映子(かわかみ・みえこ)氏=一九七六年大阪府生まれ。作家、歌手。二〇〇八年『乳と卵』で第一三八回芥川賞を受賞。二〇〇九年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第一四回中原中也賞受賞。二〇一〇年『ヘヴン』で平成二十一年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第二〇回紫式部文学賞受賞。 ●私たちの「生(せい)」が孕んでいる矛盾 ――今回の小説において、やはり人物設定には興味深さを感じずにはいられません。主人公の冬子は校閲者であり、冬子が恋愛感情を抱く三束さんという男性は、高校の物理教師をしていると冬子に自己紹介をします。特に校閲者というところかもしれませんが、設定に興味を持ちこの本を手に取る読者も少なくないと思います。 川上 小説を書くときの動機は複数ありますが、今までの小説に登場してくる女性の条件として、特に恋愛小説であれば、美人で病弱であるとか、美人でなければ特殊能力があるとか、モテない女の子でも最後... 【現在、図書新聞を定期購読されている方】 から「ご契約者のお名前」「郵便番号、ご住所」「メールアドレス」「ID・パスワード新規取得」の旨をご連絡ください。 【定期購読されていない方】 定期購読契約が必要です。 こちらから をしてください。 |
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