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評者◆大谷恭子 (聞き手・小嵐九八郎)
政治少女から人権派弁護士へ――大谷恭子氏(元早大ブント・弁護士)に聞く 60年代・70年代を検証する
No.2933 ・ 2009年09月12日




 約40年前の全共闘運動は、全国学園での学生の運動であったが、日本社会の差別問題、マイノリティー問題をめぐる社会運動とも重なっていた。当時の運動がやり残した課題を、その後の人生の中で引き継いで取り組んでいる人は少なくない。弁護士の大谷恭子氏は、障害児、HIV感染症者、精神障害者、アイヌ民族、在日韓国・朝鮮人、被差別部落民、ホームレス、異なった宗教の人々、性的マイノリティーの人々、そして女性たちと向き合いながら、粘り強く差別と偏見と闘っている。また死刑判決、重刑判決のケースの弁護活動に携わってきた。大谷氏に、若い時代の体験と現在の思いを語っていただいた。(インタビュー日は7月4日。東京都北区十条にて。)
(聞き手・小嵐九八郎)

大谷恭子(おおたに・きょうこ)氏=1950年生まれ。高校時代にベトナム反戦運動を体験。69年、早稲田大学法学部に入学、すぐに学生運動を開始。78年、弁護士登録。連合赤軍事件、永山則夫の弁護にあたった。三里塚反対同盟農民の小泉よねさんの行政訴訟にかかわった。障害児の自主登校裁判、アイヌ肖像権裁判などマイノリティーの人権を擁護する弁護士として活躍。地下鉄サリン事件など困難な事件の裁判にも携わった。現在、元日本赤軍の重信房子氏の裁判の弁護人であるとともに、沖...







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