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評者◆鈴木正文 聞き手:小嵐九八郎
みゆき族から新左翼へ 今は自動車誌を編集――鈴木正文氏(元慶應文自書記長)に聞く 60年代・70年代を検証する
No.2922 ・ 2009年06月20日




1968~69年の全共闘運動の中で、慶應大学でも全学バリケード封鎖が行われた。多くの学生がストライキを支持し、さまざまな党派の活動家が生まれた。慶大だけでなく、全国の活動家たちは、70年代安保改訂阻止・沖縄返還協定反対を掲げて、弾圧をおそれずに進んでいった。警察の激しい弾圧に対抗して武装路線に向かい、懸命に闘った。だが、それは軍事路線をめぐって試行錯誤を余儀なくされ、党派的な分裂を深める過程でもあった。その中の一人、鈴木正文氏に、当時をふりかえり、そしてその後の自身の歩みをふまえて、新左翼の運動の体験を内在的に総括する貴重な体験をさまざまに語っていただいた。(インタビューは4月25日、図書新聞にて)

小嵐九八郎氏によるインタビューで構成する本シリーズは好評をいただいている。現在さまざまな分野で活動されている方たちに、時代の検証をおねがいしていく。

●六七年一〇・八羽田闘争に衝撃
慶應大で学生運動に参加
小嵐 高校生の時は銀座のみゆき族だったそうですが、六七年一〇・八羽田闘争の時はまだ高校三年生ですね。
鈴木 高校二年生のころ、僕はもう遊び歩くのはやめてたんです。そのころ、ロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』を文庫本でたまたま読んだんですが、それに感銘を受けて、それじゃあ...







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