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境界の映画/映画の境界
抵抗の歴史を物語る抵抗のドキュメンタリー――大津幸四郎監督『三里塚に生きる』
小野沢稔彦
ユートピアを生きる人々の物語――王兵監督『収容病棟』
小野沢稔彦
戦後日本を問う映画。その戦後の虚妄を暴く映画――大宮浩一監督『石川文洋を旅する』、大浦信行監督『靖国・地霊・天皇』を観る
小野沢稔彦
国家が映画を作り、映画が国家を作る――ジョシュア・オッペンハイマー監督『アクト・オブ・キリング』
小野沢稔彦
21世紀のアジテーション映画の試行――トニー・ガトリフ監督『怒れ!憤れ!』
小野沢稔彦
〈死〉へと向かう「七日間」の物語――タル・ベーラ監督『ニーチェの馬』
小野沢稔彦
「知」は「力」に取り込まれたいものなのだ――ヴィセンテ・アモリン監督『善き人』
小野沢稔彦
奇妙に、確実に歪んでいるこの世界を表象する――山田雅史監督『天使突抜六丁目』
小野沢稔彦
今、改めて一切の同一性から離脱して、意識的に流動の中に生きること――ハイレ・ゲリマ監督『テザ 慟哭の大地』
小野沢稔彦
「タイガーマスク待望論」を批判する――映画は、時代の闇を切開する方法としてあるのでは?
小野沢稔彦
若い女の「膣」の中に生成される、小さなジャガイモの実に刻印された歴史――クラウディア・リョサ監督『悲しみのミルク』
小野沢稔彦
ワンカットに漲る、ぬきさしならぬ緊張感――ミヒャエル・ハネケ監督『白いリボン』
小野沢稔彦
実にバカバカしく悲しい、笑うに笑えず、泣くに泣けない不条理な世界――アベル&ゴードン+ブルーノ・ロミ監督『ルンバ!』『アイスバーグ』
小野沢稔彦
映画こそ、アメリカの戦争体制を中心的に担ってきた『ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実』(ピーター・デイヴィス監督)、『ウィンター・ソルジャー ベトナム帰還兵の告白』(ウィンターフィルム・コレクティブ製作)
小野沢稔彦
勝者は映像を持つ――藤本幸久監督『ONE SHOT ONE KILL 兵士になるということ』
小野沢稔彦
韓国現代史の記憶を帯びる暴力の発現と家族という制度の崩壊――ヤン・イクチュン監督・主演『息もできない』
小野沢稔彦
戦争と共にある映画の現実を改めて暴露する――アリ・フォルマン監督『戦場でワルツを』
小野沢稔彦
細密なアレゴリーに満ちた細部描写の中に隠された「神」を視つけ出す――イエジー・スコリモフスキ監督『アンナと過ごした4日間』、タル・ベーラ監督『倫敦から来た男』
小野沢稔彦
日本映画の寒々しい風景を作り出した原因は何か――批評性ぬきのズブズブの馴れ合い、タレ流しは、まさにこの国の現状そのものだ
小野沢稔彦
〈名指し〉の暴力とポスト・アメリカニズムの闇――ハナ・マフマルバフ監督『子供の情景』
小野沢稔彦
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老いる意味
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新型コロナの大誤解
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