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2021年バックナンバー

3524号

12月18日

人間破壊と自然破壊を撮り続けた六十年――「誠心誠意、真正直にぶつかるしかない。俺には底辺が見えている、だから底辺を撮る」

3523号

12月11日

現代における救済や解放はいかにして可能か――オルタナティヴな歴史記述の実践としての『パサージュ論』

3522号

12月04日

哲学は何もバカにしない――「問いの立て方」という点で、哲学は有能だ

3521号

11月27日

都市と訣別せよ――「二次的自然」という概念がねりあげられる

3520号

11月20日

新訳で味わう半世紀前のＳＦ――本邦初訳を含むコレクションを、ぜひ手にとって読んでほしい

3519号

11月13日

文学的想像力の可能性――現代における暴力と依存をめぐるシステムを解明する

3518号

11月06日

演劇という「毒」――この現代に、「亡命者」たちからどう学ぶことができるか

3517号

10月30日

私は「有罪者」でありたい――「切断と転位」のフェミニズム文学の傑作

3516号

10月23日

玉藻前を膨らませる――多様な時代、ジャンルから収録されたアンソロジー

3515号

10月16日

言葉の海から読書の海へ――身体性を伴う読書から生まれる世界への信頼としての日記

3514号

10月09日

思いは韓国の民主化、南北の統一と和解

3513号

09月25日

巧みに考え抜かれた「嘘」と「戦術」――ヒトラーと並ぶほど有名になったアイヒマンという人物について、我々は知らないことが多すぎる

3512号

09月18日

オリンピックが日本社会に突きつけた課題――オリンピックに問題が「反映」されたのではなく、むしろオリンピックという現実に問題が内包されていたのではないか

3511号

09月11日

差別を論理的、客観的に考える――差別対策の柱は「法規制」と「教育」だ

3510号

09月04日

〈文化〉から、人間らしい暮らしを問い直す――コロナ社会の中で文化芸術の足場となる憲法２５条の可能性

3509号

08月28日

香港国安法の衝撃――香港で起こっていることは、日本人にとってもまったく他人事ではない

3508号

08月14日

「受難の語り」から「他の語り」への道筋――いよいよ「戦後」の第二ラウンドがスタートする

3507号

08月07日

倒錯、分裂…、革命だ！

3506号

07月31日

泰斗が描くメディア史――文学・教育・国家の背後にある技術と性差

3505号

07月24日

オマージュから「箱遊び」へ――すべての多層的な自分の集大成として

3504号

07月17日

オリンピックの背後に台頭する歴史修正主義――現代日本のスポーツとナショナリズムのあり方に警鐘を鳴らす

3503号

07月10日

大事なのはシェイクスピア――日本語の変遷の定点観測としてのシェイクスピア劇翻訳

3502号

07月03日

何が継承されたのか？――私たちは自己決定の経験を取り戻すことができるのか

3501号

06月26日

メディアミックスの新たな文化へ――ファンを触発する「モノ」の主体性

3500号

06月19日

「手」は行為する――接触が特別になった今だからこそ、あらためて注目される「手」

3499号

06月12日

言葉が踊る幸福感――ヴァルザー文学が持つ「とりとめのなさ」とはなにか

3498号

06月05日

批評とは何か――「モダニズムの神話」を扱ったロザリンド・クラウスの古典的な重要書の新訳

3497号

05月29日

消費税の総額表示義務化に反対した、する、これからもするだろう！――もともと本は自由である

3496号

05月22日

「価値」と「政治」を経済学に取り戻す――燃えたぎる情念に照準する経済学のコペルニクス的転回

3495号

05月08日

国家の理想としての平和的生存権――呪縛から解放される「陽気な地獄破り」の自由

3494号

05月01日

人間性の極限を考える――レヴィナスの「体系構想」が『全体性と無限』に結実する過程を見事に跡づけた本

3493号

04月24日

映画をいかに捉えるか――流転し忘れ去られていく映画を記録にとどめた一巻本

3492号

04月17日

「悪の凡庸さ」とリーダーシップ――専門にとらわれず自由に発言することの大切さ

3491号

04月10日

「ファクト」と「フィクション」の交わるところ――一八世紀的な空気を共有する二冊の邦訳

3490号

04月03日

「他者」の声を聴く――学ぶ姿勢はずっと持ち続けないといけない

3489号

03月27日

感性を理論化する――美学という学問領域の懐は深い

3488号

03月20日

悪の度合いを見極め、敢然として小悪を選び取る――運動と政治、学問とを繋ぐ「蟻の一穴」に

3487号

03月13日

白人至上主義の国家アメリカ合衆国――白人が最も恐れるのは黒人による良き統治である

3486号

03月06日

世直しじゃあ！

3485号

02月27日

トリックから社会へ――作者も意識していない部分を掘り起こす

3484号

02月20日

反レイシズムは「みんなのもの」――――生存の技法としての反レイシズム

3483号

02月13日

ガイアの危機的状況に向き合う平和構想――コロナ禍や気候という「非ヒト」が立ち上がり、危機が迫り来るなかでヒトは「戦争」と「平和」をどう語るか

3482号

02月06日

戦争を避ける想像力を育む――漫画ほど素晴らしいドラマ表現はない

3481号

01月30日

デザイン、温故知新

3480号

01月23日

「事典」を超えるために――旅するように、街歩きするように頁を移動していく

3479号

01月16日

現在形でありつづける――フィクションでしか表現できないものとはなにか

3478号

01月09日

「中年危機」と社会的分断の緊急事態――感染拡大というクーデタの中で民主主義は不運な事態を遠ざけることができるか

3477号

01月01日

フィクションから現実へ――「知」でつながる一族、嘘であることの倫理と面白さ


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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ＝クロード　ライフ＝ワークス＝プロジェクト』
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書店別週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
	1位	マチズモを削り取れ（武田砂鉄）
	2位	喫茶店で松本隆さんから聞いたこと（山下賢二）
	3位	古くて素敵なクラシック・レコードたち（村上春樹）
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■新潟■萬松堂様調べ
	1位	老いる意味（森村誠一）
	2位	老いの福袋（樋口恵子）
	3位	もうだまされない新型コロナの大誤解（西村秀一）
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