|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
評者◆対談 大澤真幸×西谷修
われわれは「破局」を見た──経済にとっても、経済の濁流は勝利の瞬間ではなく、終わりの瞬間である
経済の未来――世界をその幻惑から解くために
ジャン=ピエール・デュピュイ著、森元庸介訳
No.3104 ・ 2013年03月30日
▼2011年3月11日の東日本大震災により大津波が発生し、日本列島に圧倒的な被害をもたらした。同年夏、『ツナミの小形而上学』なる書物が上梓された。著者はジャン=ピエール・デュピュイ。原著刊行が2005年と知って、眩暈に似た思いを抱いた人は少なくないのではないだろうか。そのデュピュイが大震災後の2012年、直接には世界的な金融危機を受けて書いた『経済の未来』が邦訳された。これを機に、長らくデュピュイに注目し紹介もしてきた西谷修氏と大澤真幸氏に対談していただいた。(対談日・2月6日、東京・神田神保町にて〔須藤巧・本紙編集〕)
◆『経済の未来』は、われわれに与えられたギフト 西谷 デュピュイの仕事をめぐって大澤さんと話ができるので、今日はたいへん楽しみでした。 私はこの間、フランスでもドゥルーズやデリダなどとは違った系統の人たちと付き合ってきました。一人はピエール・ルジャンドルです。彼は規範性を軸に主体形成と社会形成が同時になされる制度的な側面の分析を初めて本格的にやっている人です。また、社会化の局面で、ヨーロッパ近代の大きな伝統として功利主義があって、そこには経済と社会組織の問題がすべてかかわってきますが、それを批判的に研究してきたグループがあります。アラン・カイエを中心とす... 【現在、図書新聞を定期購読されている方】 から「ご契約者のお名前」「郵便番号、ご住所」「メールアドレス」「ID・パスワード新規取得」の旨をご連絡ください。 【定期購読されていない方】 定期購読契約が必要です。 こちらから をしてください。 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取扱い書店| 企業概要| プライバシーポリシー| 利用規約 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||