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評者◆野間易通
反原発!──一般市民が負う「義務」は、原発政策にきちんと反対を表明すること
金曜官邸前抗議――デモの声が政治を変える
野間易通
No.3099 ・ 2013年02月23日




▼昨夏、二十万人とも言われる人々が路上を埋め尽くした、毎週金曜日の首相官邸前抗議。現在は国会議事堂前などにもスペースが拡大しているが、原発問題にイシューを絞るその姿勢には賛否両論ありつつも、抗議行動は現在まで途切れることなく続いている。そのドキュメント『金曜官邸前抗議』(河出書房新社)が成った。抗議のスタッフであり参加者でもある、著者の野間易通氏に話をうかがった。(インタビュー日・1月25日、東京・渋谷にて。聞き手=須藤巧〔本紙編集〕)

◆「ケ」の場としての金曜官邸前抗議

 ――はじめに、金曜官邸前抗議の一参加者として、今回このような本をまとめられたことに感謝申し上げます。
 「デモをやって何が変わるの?」「デモに何の意味があるの?」とよく言われます。「変わる」「変わらない」の基準をどこに置くかが問題ですが、そうした意見に対して野間さんはどうお考えでしょうか。
野間 二〇一一年の一二月に『デモいこ!』(河出書房新社)というコンパクトな本が出て、私は編集者として関わりました。その本の冒頭に松沢呉一さんが「デモはたのしい」というタイトルの文章を寄せています。そこに書いてあるのは、デモをやって何が変わるのかとか、どんな効果があるのかなどと考える必要がそもそもあるのか、というような話...







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