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評者◆大竹昭子、佐々木幹郎、堀江敏幸
言葉の「あいだ」をつなぐ――瓦礫の中のレンガのような一冊:鼎談 大竹昭子×佐々木幹郎×堀江敏幸
ことばのポトラック
大竹昭子編
No.3063 ・ 2012年05月26日




 『ことばのポトラック』(春風社)が刊行された。「ポトラック」とは、「持ち寄り料理」の意味。去年の3・11以後、ライブハウス「サラヴァ東京」を舞台にして「ことばのポトラック」という朗読のイベントが開催されていた。本書はその活動記録でもある。刊行を機に、同書編者の大竹昭子氏と、本書に参加した佐々木幹郎氏、堀江敏幸氏に鼎談していただいた。(鼎談日・4月27日、東京・渋谷のサラヴァ東京事務所にて〔須藤巧・本紙編集〕)

◎「サラヴァ東京」という場で、
「ことばのポトラック」を続けたい
大竹 『ことばのポトラック』は、「活動」であり「記録」であり「作品集」であると思っています。活動の結果としての本なので、ただの「作品集」とは違うんです。第一回の「ことばのポトラック」が開かれたのは二〇一一年三月二十七日で、大震災から約二週間後のまだ余震の続いている最中でした。思いついて六日間で準備し、開催にこぎつけたのですが、佐々木さんと堀江さんはその一回目に出演下さり、一年後の第八回にも立ち会っていただきました。まず佐々木さんに伺いますが、私が出演を呼びかけたとき、なぜ受けてくれたんですか?
佐々木 去年のその日は、ぼくは浅間山の山小屋にいました。3・11以降、東京で蟄居していて、余震と放射能汚染の...







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