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評者◆中川素子
特集 辞書・事典:絵本は命――絵本についての全領域を採り上げる
絵本の事典
中川素子・吉田新一・石井光恵・佐藤博一編
No.3059 ・ 2012年04月21日
心を育て、心を支え、心を伝え合う」と『絵本の事典』の序に書いた私は、友人から「あなたは命を仕事にしていますね。何故って、絵本は命だから」と言われ、改めて絵本のもつ魅力について考えている。
絵本の許容力には目をみはるものがある。もともと絵本がもつ力であろうが、絵本研究の広がりによっても明らかになったのではと思える。世界でも初めての『絵本の事典』を朝倉書店が出版したのは、そんな時代を的確にとらえた目によるのではないだろうか。 絵本についての今までの事典というと、児童文学の中に入れられているか、絵本領域の一部のみ扱っているものしかない。そういった中で、本事典は絵本についての全領域を採り上げることを意図し、五年の歳月と執筆者百十二名の協力により仕上げられている。 編集委員を務めたのは、私、中川素子(造形美術論)、吉田新一(イギリス絵本研究)、石井光恵(児童文化)、佐藤博一(印刷デザイン)の四名である。専門が異なり、絵本に対して抱いているイメージもそれぞれだが、他の執筆者も含め、絵本定義を無理に統一し固定化するのでなく、多様なイメージの膨らみをもたせたために、今後の変化をも見込んだ未来への視点も入れ込むことができたように思う。 一章「絵本とは」では、〈絵本の起源〉で、なるべく... 【現在、図書新聞を定期購読されている方】 から「ご契約者のお名前」「郵便番号、ご住所」「メールアドレス」「ID・パスワード新規取得」の旨をご連絡ください。 【定期購読されていない方】 定期購読契約が必要です。 こちらから をしてください。 |
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