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評者◆山折哲雄氏
新年特大号 山折哲雄氏インタビュー:海と山のあいだで――地球の運命、五十億年の「無常」
No.3044 ・ 2012年01月01日




 山折哲雄さんに会いたい――唐突にそう思った。震災のこと、原発のこと、思想のこと、山折さんはどう考えているのだろうか、聞いてみたい。
 たまたま東京におられた山折さんに少し時間をもらって、こちらの思いを時折口ごもりながら伝えると、山折さんはとても明快に応えてくれた。(編集部)

▲山折哲雄(やまおり・てつお)氏=宗教学者。1931年アメリカ・サンフランシスコ生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。以後、東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、同センター所長などを歴任。著書に『空海の企て』『さまよえる日本宗教』『親鸞をよむ』『近代日本人の宗教意識』『日本の「宗教」はどこへいくのか』など、多数。

●三千メートル上空から
日本列島を見よ
 ――単刀直入に、山折さんは、地震、津波、その後の原発事故と放射能汚染についてどうお考えになっていますか?
山折 地震は天災、津波も天災、しかし原発は人災だと。五〇年くらいのタイムスパンで見たらそういう見方も可能だと思うけど、千年、二千年のスパンで考えたら、農業革命が行われた段階から、同じような原発的な「人災」が発生していると見ます。大地を開拓する、開発する、その行為が既に原発的な行為とつながっていると...







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