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評者◆豊田直巳
原発震災で失われたものの記録――豊田直巳氏に聞く、3・11東日本大震災から半年
TSUNAMI 3・11――東日本大震災記録写真集
豊田直巳編
第三書館
TSUNAMI 3・11  PART2――東日本大震災記録写真集
第三書館編集部編
第三書館
No.3033 ・ 2011年10月08日




 東日本大震災から半年が過ぎた。フォトジャーナリストの豊田直巳氏は震災二日後に福島第一原発付近に入り、以後も被災地の取材を続けている。先ごろ、豊田氏が編者を務めた『TSUNAMI 3・11――東日本大震災記録写真集』の続刊、第三書館編集部編『TSUNAMI 3・11  PART2――東日本大震災記録写真集』が刊行された。また豊田氏の、『フォト・ルポルタージュ 福島 原発震災のまち』も刊行されている。これらを手がかりに、同氏に話をうかがった。(9月9日、東京にて。聞き手・米田綱路〔本紙編集〕)

●チェルノブイリから、
福島・原発震災のまちへ
 ――豊田さんはフリーランスのジャーナリスト集団、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)の方々と、事故直後の福島第一原発付近を取材されました。同行したビデオジャーナリスト・綿井健陽さんが撮られた取材の映像は、いまもネット上で見ることができますが、政府の「大本営発表」やマスメディアの情報とは裏腹に、放射能汚染の甚大さを伝えて迫真的です。
豊田 震災当日はカメラを持っていなくて、家にも帰れなかったんですが、翌日午前に福島へ出発しました。大渋滞に引っかかってその日は郡山までしか行けなかったんですが、僕は綿井健陽君を乗せ、山本宗補さんが野田雅也...







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