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評者◆小池昌代
ことば以前の力を追い求めて――進歩とは逆に、源に帰っていく: 小池昌代インタビュー 『コルカタ』をめぐって
コルカタ
小池昌代
No.2994 ・ 2010年12月18日




 去る9月に小池昌代氏の詩集『コルカタ』が第18回萩原朔太郎賞を受賞した。二週間滞在したインド・コルカタでの経験を基に、帰国後、毎日一篇ずつ書店の店頭で発表・掲示された詩の集成が同書である。小説作品も多く発表し、活動の幅をますます拡げている小池氏は今何を思うのか、語っていただいた。(インタビュー日・9月27日、東京・代々木にて、聞き手・鎗田淳〔本紙編集〕)

▼小池昌代(こいけ・まさよ)氏=1959年東京生まれ。詩人。1997年に『永遠に来ないバス』で現代詩花椿賞、2000年に『もっとも官能的な部屋』で高見順賞、2001年『屋上への誘惑』で講談社エッセイ賞、2007年「タタド」で川端康成文学賞を受賞。小説作品には『ルーガ』、『ことば汁』、『転生回遊女』など。

○詩を書くことと、
小説を書くこと
 ――まずは、『コルカタ』の萩原朔太郎賞受賞おめでとうございます。昨年末の『転生回遊女』(小学館)から、詩集『コルカタ』、『怪訝山』、そして今年6月の『わたしたちはまだ、その場所を知らない』(以下、『わたしたちは~』)まで小説を三冊、詩集を一冊上梓されました。『わたしたちは~』という小説は、『コルカタ』よりも前に書かれた作品なんですよね。
小池 出たのは『コルカタ』の方が先なんですが、書...







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