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評者◆李修京
血と苦痛の涙で溢れる暗い未来を作らぬために――――シリーズ第九回 証言/日本の「韓国併合」100年を掘り起こす
No.2992 ・ 2010年12月04日




▲李 修京(イ スゥギョン)さん=韓国ソウル生まれ。2000年立命館大学社会学研究科博士後期課程修了。東京学芸大学大学院准教授。10年8月からケンブリッジ大学において研究専念期間中。日本社会文学会全国理事・評議員。2005年度日本女性文化賞受賞。2009年から東京学芸大学で「尹東柱記念文化祭」を日韓に渡る共同作業で催している。著書に『韓国の近代知識人と国際平和運動』、『帝国の狭間に生きた日韓文学者』、共著に『「種蒔く人」の潮流』、『世界史の中の関東大震災』、『平和を拓く』、『韓国と日本の交流の記憶――日韓の未来を共に築くために』など多数。

日本と韓国・朝鮮をめぐる
近代史総括の基礎作業
 ――本シリーズの最終回となりました。監修者である李修京さんから、さまざまな貴重な証言を振り返っての話をお聞きします。最初に、図書新聞から特別取材班編成を委託された当初、李さんが意図したこと、構想したこと、引き受けられた理由は、どういうことだったのでしょうか。
李 われわれは未来を信じて今を生きる社会的生き物なのです。「現在」とはその「過去」の上にあるものです。そのため、一〇〇年以上を経ても総括できない韓国と日本との歴史関係を早く総括しないと、未来さえ危うくなりかねません。近代史のさまざまな不幸...







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