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評者◆小池滋
鉄道は文化の一部である――『世界の鉄道史』? いえいえ、『鉄道の世界史』です。小池滋氏に聞く、『鉄道の世界史』
鉄道の世界史
小池滋/青木栄一/和久田康雄
日本の鉄道をつくった人たち
小池滋/青木栄一/和久田康雄
世界の駅・日本の駅
小池滋/青木栄一/和久田康雄
No.2983 ・ 2010年09月25日




幾度目かの鉄道ブームが起こっている昨今、鉄道ファンを指す「鉄ちゃん」ということばもすっかり世間で認知され、幅広い層で鉄道への関心が高まっている。そんな中、『鉄道の世界史』を皮切りに悠書館より刊行された鉄道書のシリーズについて、編者の一人である小池滋氏にお話を伺った。(インタビュー日・7月29日、東京・吉祥寺にて〔鎗田淳・本紙編集〕)

▼小池滋(こいけ・しげる)氏=1931年生まれ。東京都立大学教授、東京女子大学教授を歴任。専門の英文学関係の著書・邦訳書の他、毎日出版文化賞を受賞した『英国鉄道物語』など鉄道関係の著作・邦訳書も多数。

●英文学から鉄道へ?
 ――このたび小池先生と他二名の編者が中心となり、世界およそ50ヵ国を網羅した『鉄道の世界史』という大著をはじめとした鉄道書のシリーズが刊行されました。チャールズ・ディケンズの研究、翻訳、あるいは『シャーロック・ホームズ全集』の監訳など、小池先生は英文学の分野では知らぬ人がいないほどの第一人者でおられます。その小池先生が英文学から鉄道へと研究テーマを広げていったのはなぜだったのでしょうか。
小池 むしろ逆なんです。私はもともと鉄道が好きでね、だからこそ英文学に興味を持ったんですよ。いわゆる「鉄ちゃん」でしたから。私は昭和6年生...







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