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評者◆安田好弘 (聞き手・小嵐九八郎)
死刑廃止へどう展望できるか――安田好弘氏(弁護士)に聞く 60年代・70年代を検証する
No.2958 ・ 2010年03月20日




六〇年代、七〇年代には、運動の高揚にともなって弾圧も激しく、労働者、市民、学生の逮捕、起訴、裁判が頻発した。その運動の中から弁護士の道を選んだ人も少なくない。安田好弘氏は、山谷の日雇労働者の弁護にかかわり、以後、現在まで多くの死刑事件に取り組んできている。加害と被害、死刑囚と被害者遺族、死刑という極限的な状況の中に、弁護士として身を置きながら、犯罪とは何か、人間社会とは何かを常に考え、検察と体を張ってたたかいながら、行動してきた弁護士である。安田氏は、死刑廃止の運動にもさまざまな積極的な提言を行っている。死刑問題をテーマの一つにする作家・小嵐九八郎氏が安田氏にインタビューした。(編集部)

▲安田好弘(やすだ・よしひろ)氏 1947年兵庫県生まれ。一橋大学時代に学生運動に参加。77年に司法試験に合格、80年弁護士に。以後、新宿西口バス放火事件、宇都宮病院事件、名古屋アベック殺人事件、山岳ベース・あさま山荘事件、オウム真理教事件、和歌山カレー事件、光市母子殺害事件などに取り組む。アイヌ肖像権裁判の原告代理人にも。98年12月、検察によって強制執行妨害罪を捏造され、逮捕・起訴。1審無罪、控訴審逆転有罪(罰金刑)、現在双方上告中。著書に『死刑弁護人――「生きる」という権利』(講談社文...







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