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評者◆古崎博隆
うちの子に限って…ではない――何が子どもを苦しめてしまうことに繋がるのか
薬物依存をのり越えて――やったら、やめられない…
和田明美
No.2945 ・ 2009年12月12日
我が子を「いい子」に育てたい。不自由のない生活ができるように、「できる子」に育てたい。自分のように失敗させてはいけない。同じ轍を子どもには踏ませたくない。それが親の使命であり、結果的にそれが子供にとっていいことなのだ。子育てをしている人でそのように考えている人は少なくないように思う。だが、本当にそうなのだろうか? それは親が望んでいるだけのことで、子どもにとってそれが果たして良いことなのだろうか。
本書のタイトルは『薬物依存をのり越えて』であるが、扱っているのは薬物依存のケースだけではない。薬物依存、摂食障害、援助交際という各問題を抱えながら、それぞれ問題を乗り越えた3人の若者が本書には登場する。そして、各問題に関しての専門家により、問題の原因、治療法が明らかにされる。ぶ厚い本でもなく平易な文章でスムーズに読み進められるが、本書から我われが得るものは想像以上に大きい。著者の丹念な取材と、少しでも多くの読者に届くように、ハードルを高くしないことを意識した構成が、随所に見てとれる。「そんなことテレビの中の世界だ」「この手のものは大げさに書きすぎだし、一部の人に限られた問題だ」などと思う人、そんな人にこそ本書を手にとってほしい。脅すつもりはないが、いつあなたの周りでこのようなケ... 【現在、図書新聞を定期購読されている方】 から「ご契約者のお名前」「郵便番号、ご住所」「メールアドレス」「ID・パスワード新規取得」の旨をご連絡ください。 【定期購読されていない方】 定期購読契約が必要です。 こちらから をしてください。 |
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