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評者◆前田和男
政権交代は「革命」か? 前田和男氏に聞く、衆議院選挙をふりかえる 
No.2935 ・ 2009年09月26日




▲前田和男(まえだ・かずお)氏=1947年東京生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒。日本読書新聞編集部勤務を経て、翻訳家、ノンフィクション作家、編集者として活動。
 民主党の「圧勝」に終わった過日の「政権選択」選挙。いまだ波紋はひろがっているが、喧伝されているほどに本当に「革命的事態」だったのだろうか。自らも今回の選挙にかかわり、本紙連載「政権交代へのオデッセイ」を執筆している前田和男氏に話を聞いた。(インタビュー日・9月3日、東京・神田神保町にて)

○全共闘世代もかかわった
民主党前史
 ――前田さんは本紙で「政権交代へのオデッセイ」を連載していますが、前田さん自身の前史といいますか、そのあたりからお聞かせください。
前田 ぼくが本格的に選挙にかかわったのは、二〇〇〇年の初春。大学で同期の若井康彦が千葉県知事選に民主党公認で出馬、その友人勝手連の「束ね役」を引き受けたのが最初です。全共闘運動が鎮まったあと、若井は地域計画プランナーとして、北海道の士別や熊本の小国町など全国各地で地域おこしに噛み、私も似たような活動をしていたので、あちこちで「接近遭遇」をして、親しくなりました。
 そんなとき、千葉知事選が日程にのぼり、民主陣営では、それなりのビッグネームが浮上するんだけれど、足...







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