書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。

評者◆知花昌一(聞き手・小嵐九八郎)
知花昌一氏(元沖大自治会長)に聞く 60年代・70年代を検証する―沖縄は、復帰以後も戦争を問い続ける
No.2913 ・ 2009年04月11日




 一九七〇年を前後して沖縄の全共闘運動が高揚した。本土では「帝国主義大学解体」が掲げられたが、沖縄大学では「大学存続」を訴えて闘われた。日米安保・沖縄問題がからみ、復帰にともなう大学統廃合に反対し教職員・学生が一体で運動した。知花昌一氏は、沖縄大学学生自治会長を務めた。その後も、沖縄戦でのチビチリガマの調査、沖縄国体での日の丸強制への抗議、反戦地主として米軍楚辺通信所立ち入り運動をくりひろげ、現在も読谷村議会議員として活躍している。(インタビュー日・一月七日。読谷村の知花氏自宅にて。編集部)

●知花昌一(ちばな・しょういち)氏=1948年、沖縄県中頭郡読谷村生れ。69年沖縄大学入学。沖縄大学存続闘争に参加、71年沖縄大学学生自治会長に就任、以後3期務める。復帰闘争・返還協定粉砕闘争を沖大の先頭で牽引。その後、スーパーを経営、平和のための読谷村実行委員会をつくり、チビチリガマの調査を続ける。87年沖縄国体の読谷村ソフトボール会場で日の丸・君が代強制に抗議し日の丸を焼き捨てる。沖縄反戦地主として楚辺通信所(象のオリ)の土地返還を求め、立ち入りを実現、全面返還をかちとる。98年から読谷村議(現在3期目)。著書に『焼きすてられた日の丸--基地の島・沖縄読谷から』(新泉社、増補版・社...







【今すぐどなたでも読める書評・記事はこちら】
  • 新聞連載(※一部連載を除く)
  • サイト限定連載
  • 読者書評
  • 【現在、図書新聞を定期購読されている方】
    こちらのフォームから「ご契約者のお名前」「郵便番号、ご住所」「メールアドレス」「ID・パスワード新規取得」の旨をご連絡ください。
    【定期購読されていない方】
    定期購読契約が必要です。
    こちらから定期購読のお申し込みをしてください。






    
    リンクサイト
    サイト限定連載
    
    図書新聞出版
      最新刊
    『新宿センチメンタル・ジャーニー』
    『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
    『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
    書店別 週間ベストセラーズ
    ■東京■東京堂書店様調べ
    1位 マチズモを削り取れ
    (武田砂鉄)
    2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
    (山下賢二)
    3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
    (村上春樹)
    ■新潟■萬松堂様調べ
    1位 老いる意味
    (森村誠一)
    2位 老いの福袋
    (樋口恵子)
    3位 もうだまされない
    新型コロナの大誤解
    (西村秀一)

    取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約