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評者◆知念襄二(聞き手・小嵐九八郎)
知念襄二氏(元沖闘委委員長)に聞く 60年代・70年代を検証する 全共闘の時代、沖縄は燃えていた
No.2907 ・ 2009年02月28日




 今年は、全共闘運動の総力を傾注した、いわゆる一月東大砦戦から四〇年となる。この年九月には全国全共闘が結成された。同年一一月の佐藤首相訪米・日米首脳会談が大きな闘争目標とされ、全共闘と反戦青年委員会が戦闘的なデモを積み上げていった。沖縄の本土復帰、核持ち込み、B52など米軍基地増強といった沖縄問題が初めて本格的な政治テーマにせり上がった。学園闘争から政治闘争への展開をめぐっては、さまざまな議論や分岐があった。その中で、在本土沖縄出身の学生・労働者が運動全体の戦線を担いつつ、独自の沖縄闘争を進めていった。今回は、沖縄闘争学生委員会の委員長として活動した知念襄二氏にインタビューした。(編集部)

●小嵐九八郎(こあらし・くはちろう)氏=1944年生れ。作家・歌人。早稲田大学時代に学生運動に身を投ずる。94年に『刑務所ものがたり』で吉川英治文学新人賞受賞。『蜂起には至らず――新左翼死人列伝』(講談社)、『歌集 叙事がりらや小唄』(歌研究所)、『水漬く魂』五部作(河出書房新社)など

○東京に出る時、父が沖縄人としての覚悟を説いた

小嵐 知念さんは、東京大学の医学部の学生の頃、東大全共闘の闘争の渦中におられました。沖縄出身者として、沖縄闘争学生委員会を結成して、当時の七〇年安保・沖縄闘...







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