書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。

評者◆小田マサノリ×成田圭祐×山川宗則
鼎談 小田マサノリ×成田圭祐×山川宗則 アクティヴィズムの回顧と展望――アクティヴィズム2.0に向けて
No.2905 ・ 2009年02月14日




 昨年、この国でサミットが開催されたということを忘れてしまいそうなくらい、九月以降の金融危機とネオリベ派の「自壊」はたしかに衝撃的だった。その後もガザ侵攻、フランスでの大規模デモなど、「変化」の兆しは日々見え隠れしている。こうした状況の中、小田マサノリ、成田圭祐、山川宗則各氏に「新たなアクティヴィズム」の展望を語ってもらった。(須藤巧・本紙編集)

「第三のサイクル」と「深い軽蔑の対象」

小田 洞爺湖サミットが終わって半年が経ち、年が変わりました。当時、首相だった福田は結局、サミットで宣言したことを何ひとつ実行しないまま辞職し、その後、ニューヨークで起きた株の大暴落による金融危機で、世界はかつてないほど激しく揺らいでいます。国内でも派遣労働と貧困の問題が顕在化し、これまでG8が推し進めてきた「新自由主義」の誤算と終焉が語られはじめています。最近では中谷巌のような新自由主義派の経済学者までが「構造改革は誤りだった」と懺悔しています。かたやガザではイスラエル軍がまたしても暴虐きわまりない攻撃をくりかえし、ガザに壊滅的な被害を与えました。これに対して世界中で激しい抗議の声があがり、連日、世界各地で激しい抗議デモが行われました。またそれと平行して、アテネからあがった反乱の火が次第に...







【今すぐどなたでも読める書評・記事はこちら】
  • 新聞連載(※一部連載を除く)
  • サイト限定連載
  • 読者書評
  • 【現在、図書新聞を定期購読されている方】
    こちらのフォームから「ご契約者のお名前」「郵便番号、ご住所」「メールアドレス」「ID・パスワード新規取得」の旨をご連絡ください。
    【定期購読されていない方】
    定期購読契約が必要です。
    こちらから定期購読のお申し込みをしてください。






    
    リンクサイト
    サイト限定連載
    
    図書新聞出版
      最新刊
    『新宿センチメンタル・ジャーニー』
    『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
    『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
    書店別 週間ベストセラーズ
    ■東京■東京堂書店様調べ
    1位 マチズモを削り取れ
    (武田砂鉄)
    2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
    (山下賢二)
    3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
    (村上春樹)
    ■新潟■萬松堂様調べ
    1位 老いる意味
    (森村誠一)
    2位 老いの福袋
    (樋口恵子)
    3位 もうだまされない
    新型コロナの大誤解
    (西村秀一)

    取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約