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評者◆秋田明大(聞き手・小嵐九八郎)
秋田明大氏(元日大全共闘議長)に聞く 60年代・70年代を検証する──日大全共闘は自由を求めて闘った
No.2877 ・ 2008年07月12日




 一九六八~六九年の日大闘争は、全国大学闘争の中で東大と並ぶ柱であった。大衆的な規模、武装した実力闘争で他に比類なき大運動と言われる。その日大全共闘議長を務めた秋田明大氏に大いに語っていただいた。〈六〇年代・七〇年代を検証する〉シリーズの前回(本紙第二八六九号、五月一七日)は、文芸批評家・思想家の柄谷行人氏にインタビューし、ご好評をいただいている。
 世界的に学生運動・大衆運動が高揚した一九六八年から今年は四〇年目を迎える。六〇年安保闘争から六八~六九年の全共闘運動への歴史を振り返り、その運動の姿と意味をさまざまな方に語っていただき、多様な視座から検証してみたい。このことは、過去への回想にとどまらず、侵略と戦争、貧困と格差、環境破壊、文化・イデオロギーの危機が進む現在と未来を考える上で、示唆を与えるものではないか。前の世代から次の世代へと引き継いでいくものも見えてくるのではないか、と考える。(インタビュー日・5月10日、広島県呉市、倉橋島の秋田氏自宅にて。編集部)

 闘争の初期の出来事を一番よく覚えている

小嵐 僕は前に『蜂起には至らず――新左翼死人列伝』(二〇〇三年四月刊、講談社)という本を出したんですが、今度はやはり生きている人から生にお話を聞こうと思いまして、秋田さん...







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