書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



文芸時評
ジョーク――その小説との関係:カフカ『変身』の「余計者の生」(西成彦「ターミナルライフ/終末期の風景」『すばる』) 齋藤礎英
空虚な「世界」と土地の魔力――単焦点的な郷土文学ではない二都物語――藤沢周「キルリアン」(『新潮』) 齋藤礎英
小説で最も難しいのは・・・―田中慎弥と木下古栗を読む 齋藤礎英
人間の馬鹿さ加減と顔のある他人――戌井昭人「まずいスープ」(『新潮』)は、都会の孤独と湿った家族関係の両極を右往左往することなく、小説として成功している 齋藤礎英
いくつかの回路――大澤真幸が、ホメロスやシェイクスピアがなぜ今も読み継がれるのかと問う。「私とは何か」という、すぐれて人間的な疑問を再び取り上げる秋山駿 齋藤礎英
本は自分で持っている方がいい!――井上ひさしと大江健三郎の文学的姿勢の相違が示唆されている。あり得たかも知れない正反対の晩年を迎える可能性を示す松浦寿輝 齋藤礎英
庭々の経験――マリーナ・ヴィシネヴェツカヤが描きだす、むせかえるような豊饒な庭――「庭の経験」(『新潮』) 齋藤礎英
二枚のポルトレ――西村賢太は、くだらなさを描くには正確なタッチが必要なことを教えてくれる。鈴木志郎康の詩は、口のなかを転がるような稚気あふれるオノマトペが若々しい 齋藤礎英
色眼鏡の効用――平山夢明が描く宇宙空間都市の世界には壮大な観念小説に発展する萌芽がある。死んでしまった彼女が第二の死に向かって崩れていく、認識の魔を期待させた高原英理 齋藤礎英
ナンセンスの意味と教養というナンセンス――木下古栗は世界の揺らぎを感じさせない。出来事を招き入れる松尾スズキ 齋藤礎英
様々な異邦──V・カミナー、リービ英雄、宮沢章夫、古井由吉の作品 齋藤礎英








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約