文学
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ページをめくる欲求と寂しさと
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書籍・作品名 : 廉太郎ノオト
著者・制作者名 : 谷津矢車
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ぬーぼー
43才
男性
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どんどん先が読みたい、でもページの残りが少なく
なるにつれて本書と別れたくない、廉太郎と
別れたくない、この本を読み終えたくないという
葛藤に読者は必ず襲われるであろう本です。
読み始めると廉太郎の人生を間近で見ているような
生き生きとした作者の見事な描写に引き込まれて
どんどん先が読みたくなります。
音楽も分からないし滝廉太郎についても荒城の月しか
思い浮かばない程度で飽きてしまうんだろうなと
思いつつ本書の世界の扉を開きました。
飽きるどころか時間を忘れて滝廉太郎の人生を
追体験する事に夢中になりページの残りが少なく
なるにつれて廉太郎と別れたくないでも先が
読みたいという嬉しい葛藤に襲われました。
音楽に詳しくなくても夢中で読めるお薦めの一冊です。
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図書新聞出版 最新刊 |
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『新宿センチメンタル・ジャーニー』 |
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』 |
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
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書店別 週間ベストセラーズ
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老いの福袋
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もうだまされない 新型コロナの大誤解
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